台風もこれといった被害もないまま逸れて、安心していたのもつかの間、打ち合わせの時間をすっかり忘れていた。ギリギリに到着したものの、先方が時間を30分早く勘違いしていたのでよかった…ある意味、どっちも抜けているのだが。
問題の場所の明治時代からの字図や、昭和30年代からの航空写真を眺めていくと、街が『シムシティ』のように造成されていく過程が分かる。体育文化館が野球場だったとか新たに知る発見も多い。
朝食とお昼を兼ね、今日も「よしだ屋食堂」に行こうとしたら、すでに外で待っている人までいたので諦め、「らーめん砦」へ。
ここの貝白湯スープなら、脂ぎったラーメンが食べられない母親でも食べれると確信していた。それはまさに的中して喜んで食べていた。
今日はあえて冒険して「華麗」という文字通りなカレーラーメンを食べる。見た目は濃そうだが、味は思いの外あっさり目で、麺を食べきったあとはご飯を投入してカレーライスとして食べれる一粒で二度美味しい。が、いささか炭水化物を摂り過ぎた。
今夜、二度目の上映会を予定していたのだが、先生の仕事の都合でお流れ。次回は僕が佐世保に帰ってきてからのタイミングになった。東京でいろいろ見てきた刺激を持って帰ってくるぞ!
時間ができたので「喫茶 てげてげ」に行ったら、思わぬ身近なところでチケットの買い手が見つかる。今回の件で思いの外、ネットが役に立たないことを痛感した。さて、あと一枚をどうするかな。
前から気になっていた早岐の「エーデルワイス」にはじめて足を踏み入れる。
アメリカの映画なんかに出てきそうなモーテルを思わせる外観で、中は昭和の喫茶店をつよく感じさせる雰囲気。グッピーなどの熱帯魚の水槽とすくすくと伸びた観葉植物が目立つ。
この「エーデルワイス」の特長として、喫茶、洋食だけでなく、中華まで同居しているところ。
喫茶店らしく、ドリアそれもスペシャルドリアと銘打っているので、特に考えもせず注文して出てきたものを一口食べてみて、ビックリ!ホワイトソースの中から出てきたのは、なんとチャーハンであった。美味しかったけど、おかげで今日はかなり炭水化物を摂取してしまった、ブヒブヒ。
妙に厨房が広かったり、夜22時ぐらいなのに一人でカウンターに座りハンバーグ定食と『ビッグコミックスピリッツ』みたいなマンガ誌を読み耽るおじさん、近くにスポーツ施設があるのかジャージ姿の若者たち、スパンコールが眩しいご婦人と客の様子を眺めるだけでも楽しい。各テーブルにSecret Ballなる占いマシーンまで置いてあったり、こうして長く営業している喫茶店ならではの“味”がとても良い風合いが出ていて楽しい。また行こう。
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