早朝、閉めきった窓越しにでも感じる土砂降りの音。
梅雨入りしても、まとまった雨が降らなかったのでいい機会だと思っていたら、テレビをつけて“50年に一度の記録的大雨”という文字に驚く。佐世保は実感としてはそんな感じはしないが、長崎駅の線路が水に浸かっていたりする様子が映しだされたり、竜巻発生のおそれと報じられると心配になってくる。今日の上映会は中止も覚悟したが、午後には小康状態になったので、予定どおり決行する。
夕方に、駐車場に自生しているミントをモヒート用に採取し、五番街のエレナでビールなどの買い出し、オーナーが代わり人当たりも良くなった「Esu and Kei」で注文していたオードブルを受け取り、先生を拾い、購入したスクリーンが、天井からぶら下げるタイプなので高さを調整に少し手こずりつつも、どうにか設置完了。スピーカーの配線、先生が持ってきたプレイヤーがDVD専用だったので、流そうと思っていた『トラック野郎』を急遽、DVDの方に変更などの微調整を済ませ、ついに上映スタート。
本日上映した作品は『トラック野郎 望郷一番星』、『女番長ブルース 牝蜂の逆襲』という、追悼・鈴木則文監督二本立て。
数年前に「カナザワ映画祭」での前夜祭で金沢城公園の敷地内で屋外で観たとても記憶につよい『望郷一番星』。あらためて観ると、エロにも笑いにもパンチが効いているし、トラック野郎達の熱い友情にもグッと来る、シリーズでも上位に来る完成度ではないだろうか。
時間にまだ余裕があったので、もう一本『女番長ブルース 牝蜂の逆襲』。とりあえず目についたのでチョイスした『女番長』シリーズの中でも、一際インパクトのあるオートバイファックのシーンがあるとは思わなかっただけに、これには爆笑が起きる。
どちらかと言えば、洋画派だという先生のお口に合うかどうか心配ではあったが、とても楽しまれたようで良かった。この時代の作品ってまだまだ知られていないし、そういうのを草の根的に広まるとおもしろいなと思う。
スクリーンも値段の割にはなかなかの大きさだし、もっと前からホームシアターのシステム組めば良かったと思うほど素晴らしく感じだ。借り物じゃなくて、自分用にプロジェクターも買わなきゃなぁ。
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