DVDスルーとなった、マイケル・ベイの『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』を観る。実話を題材にしたクライムものだが、マッチョ(を信仰とした筋肉崇拝という病)、ドラッグ、キリスト、肥満といったアメリカの病巣を毒のあるユーモアによって露わにしたような作品で、観ていてある種のグロテスクすら感じるが、テンポのいい演出で、ぐいぐい引き込ませていく。マイケル・ベイ作品は『トランスフォーマー』シリーズでしか観たことなかったが、これはなかなかどうして面白かった。ザ・ロック様こと俳優としてのドウェイン・ジョンソンもはじめて観たが、なかなか愛嬌のある役どころも良かった。
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